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日本代表、シュート数不足は改善も…。アジアカップへ残った「エリア外から4戦1点」の課題

text by 編集部 photo by Getty Images

サッカー日本代表MF堂安律
サッカー日本代表MF堂安律【写真:田中伸弥】



 サッカー日本代表は5日、キリンカップサッカー2026決勝でニュージーランド代表と対戦。上田綺世と堂安律がゴールを挙げ、2-1で勝利した。試合のスタッツを見ると、9・10月シリーズの4試合で最多となるシュートを放ち、多くのチャンスを作った。一方で、来年1月のAFCアジアカップに向けた課題も浮かび上がった。



エリア外からの得点は4試合でわずか1点

 9・10月シリーズの4連戦で合計7得点を挙げたサッカー日本代表。さまざまなパターンからゴールを奪い、PK戦を除いて3勝1分けで今回の代表活動を終えた。

 公式試合記録によると、シュート数はウルグアイ代表戦が8本、ベネズエラ代表戦が9本、エクアドル代表戦が6本。いずれも強豪国を相手に、シュート数を伸ばせなかった。

 ニュージーランド代表戦前日の4日に行われた取材では、堂安も「そもそもシュート数が減っているので、そこが自分の課題」と話していた。

 さらに、名波浩コーチらもシュート数や個人での打開を課題に挙げ、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で生まれたゴールの映像を選手たちに見せ、意識づけを図ったという。

 そして今回のニュージーランド戦では、前線の選手たちが積極的にシュートを放った。公式記録によると、シュート数は20本。直近3試合と比べても、明らかに本数が増えていた。

 しかし、奪った得点は2点。相手GKが13セーブを記録したことも影響しているが、さらに得点を奪える内容だった。

 シュート数が増えたことはポジティブに捉えられる。その一方で、新たな課題も浮かび上がった。



 それが、エリア外からの得点の少なさだ。4試合で挙げた全7得点を振り返ると、ペナルティーエリア外から決まったのは、ウルグアイ戦で松木玖生が挙げたゴールのみだった。

 見方を変えれば、日本代表が相手陣深くまで侵入し、ゴール前を攻略できているともいえる。

 しかし、守備を固める相手に対して、必ずしもペナルティーエリア内まで侵入できるとは限らない。そうした状況では、エリア外からでも相手ゴールを脅かすことが必要になる。

 今回の試合でも堂安や上田が遠い位置からゴールを狙ったが、得点にはつながらなかった。

 来年1月に開幕するAFCアジアカップでは、最終ラインに5人、6人を並べ、ゴール前を固める相手との対戦も想定される。

 日本代表が優勝を目指すうえで、遠い位置からでも得点を奪える攻撃は重要になる。相手の守備を引き出すためにも、ミドルシュートを選択肢として持ち、その精度を高めていく必要があるだろう。

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【了】

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