【写真:Getty Images】
韓国代表は6日、国際親善試合でウズベキスタン代表に2-0で勝利した。しかし、結果とは裏腹に前半は相手に主導権を握られる苦しい展開となった。韓国紙『スポーツ朝鮮』は7日、「韓国サッカー最大の問題、ファン・インボムは1人しかいない」と指摘。MFファン・インボムへの依存が、現在の韓国代表が抱える大きな課題だと論じている。
深刻な依存
韓国は5分にソン・フンミンの直接FKで先制したものの、その後はウズベキスタンに押し込まれた。同紙は前半について「問題だらけだった」とし、試合内容ではウズベキスタンの方が上回っていたと振り返っている。中盤に入ったイ・ジェソンとパク・ジンソプは試合を組み立てられず、後方からのビルドアップも停滞していた。
流れを変えたのが、後半開始から投入されたファン・インボムだった。低い位置まで下がってボールを引き出しながら相手のプレスをかわし、守備でも中盤を幅広くカバー。同メディアは、選手交代によって「試合の流れが大きく変わった」と評価した。60分のオ・セフンによる追加点でも、ファン・インボムが左サイドへ抜け出してソン・ミンギュへつなぎ、得点の起点となっている。
だが、同紙が問題視したのは、その存在感の大きさそのものだった。ロベルト・モレノ暫定監督は今回の代表活動でイ・ジェソン、キム・ボンス、パク・ジンソプら複数の選手を中盤で試したものの、「誰もファン・インボムの存在感を埋められなかった」と指摘。4-4-2では中央の2選手に多くの役割が求められ、現状ではその仕事をこなせる選手がファン・インボムしかいないと分析している。
さらにファン・インボムは1996年生まれで現在30歳。同紙は、一人の選手に頼り続ける戦い方は将来を考えれば望ましくないとして、モレノ監督に中盤のシステムを変更するか、選手にかかる負担を軽減する方法を見つける必要があると訴えた。
今回の4試合では中盤の問題が繰り返し露呈しており、2-0の勝利によって逆にファン・インボムの代役不在という韓国代表の課題が改めて浮き彫りになった。
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