
あっけなく解任された日本の大物監督5人【写真:Getty Images】
5日、5シーズンにわたって東京ヴェルディを率いた城福浩監督の契約解除が発表された。同監督のように長期間にわたってチームを任される指揮官がいる一方で、結果を残せず短期間でその座を追われる監督も少なくない。また、「名選手、名監督にあらず」という言葉があるように、現役時代に優れた実績を残した選手が、指導者として同じような成功を収められるとは限らない。今回は、日本代表クラスの選手として活躍しながらも、監督としては大きな成功を収められなかった人物たちを紹介する。[2/5ページ]
宮本恒靖(元日本代表DF)

ガンバ大阪監督時代の宮本恒靖【写真:Getty Images】
生年月日:1977年2月7日
主な監督歴:ガンバ大阪(2018-2021)
【日本代表を支えた名キャプテン】
かつて日本代表でキャプテンを務めた宮本恒靖だが、監督としては大きな成功を収めることはできなかった。
宮本はガンバ大阪のアカデミー出身。ガンバ大阪でプロサッカー選手になったのち、2006年にはザルツブルクに移籍して欧州トップレベルの舞台を経験している。
その後、2009年に日本へ戻ってくると、ヴィッセル神戸でプレーし、2011年に現役引退。日本代表として公式戦71試合に出場し、ワールドカップを2度経験している。
世代別代表からA代表まで、全てのカテゴリーでキャプテンを任されたのは、宮本が類まれなリーダーシップとコミュニケーション能力を持っていたからだ。
【G大阪を2位に導くも…】
現役引退後は、2016年にガンバ大阪のユースを率いることになり、2018シーズン途中からトップチームの監督に就任。2020シーズンにはリーグ2位までチームを押し上げた。
が、充実した戦力の割にはギリギリの勝利が多く、若干の物足りなさも。
4年目となる2021シーズンに、第10節終了時点で18位(1勝4分け5敗)と低迷したことを受けて5月に解任された。
新型コロナウイルスの流行によって、序盤にチームが2週間の活動中止となるなど、これまでにないイレギュラーなシーズンを任されたことは不運だと言えるだろう。
監督としては大きな成功を収められなかったが、2024年3月末には日本サッカー協会(JFA)の第15代会長に就任したことが発表された。
JFAによれば、元Jリーガー、そしてFIFAワールドカップ出場経験者が会長に就任するのは史上初とのこと。
持ち前のキャプテンシーを発揮して、日本サッカー界をさらなる高みへと引っ張ってもらいたい。