かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは10月13日時点。[2/5ページ]
9位:伊藤洋輝(いとう・ひろき)
生年月日:1999年5月12日
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
2026/27リーグ戦成績:0試合0ゴール0アシスト
最新年俸:377万ユーロ(約6.6億円)
【バイエルン・ミュンヘンでは…】
9位には伊藤洋輝が入ったが、当ランキングから外れるのは時間の問題かもしれない。
大型レフティーはバイエルン・ミュンヘンで377万ユーロ(約6.6億円)の年俸を受け取っているとされている。欧州5大リーグに所属する日本人選手の中では9番目に高い金額だが、スター選手が揃う同クラブでは18番目と比較的安い。
それでもコスパが良いとは言い難いのが現状だ。
【放出はもはや既定路線?】
伊藤はバイエルン加入後、度重なるケガに悩まされている。その間に強力なライバルたちに差を広げられ、確固たる地位を手にするどころか、今では居場所を失いつつある。
事実、ヴァンサン・コンパニ監督の元、今季のリーグ戦出場は「0」。全公式戦に幅を広げたとしても、出場はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の1試合、それもわずか10分間という厳しいものだ。
ドイツ紙『ビルト』は、もはや伊藤はバイエルンの余剰戦力だとしており、早ければ今冬にも売却されることになると指摘している。新天地にはオランダの名門アヤックスなどが挙げられているが、どこに移籍したとしても、現在の年俸を維持することは難しいだろう。
今後の動きに注目だ。

