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J1 2026.10.15 11:50

「ボールは持てるけどカウンター何本かで…」V・ファーレン長崎、新井一耀が語る“負けパターン”と守備の課題【コラム】

シリーズ:コラム text by 椎葉洋平 photo by Getty Images
新井一耀 V・ファーレン長崎
V・ファーレン長崎でプレーする新井一耀【写真:Getty Images】



 フクダ電子アリーナ。試合後のミックスゾーン。新井一耀は旧友とコミュニケーションを取ったのち、そこに姿を現した。そこからいつものように、真剣な表情で質問に答えていく。とある質問を投げかけた瞬間、その表情がふっと和らいだ。「特別な試合」で奮闘を続けた新井が、よく知るスタジアムで感じたものとは。(取材・文:椎葉洋平)[2/2ページ]

「僕が長崎に移籍してからはまだ負けてなかったので」

新井一耀
ジェフ千葉時代の新井一耀【写真:Getty Images】


 そして冒頭のシーンに戻る。表情が和らいだのは、2019年から5シーズンを過ごした古巣との試合について尋ねた瞬間だった。

「やっぱり雰囲気は最高だなと思いましたし、いつも本当に温かく迎えてくれますし、改めて相手チームになると嫌だなという風には感じました」と笑顔で話す。

 その上で、「僕が長崎に移籍してからはまだ(千葉に)負けてなかったので、負けたくないという思いはあったのでなんとか勝点1取れて良かったです」と、長崎の一員として回答。長崎の千葉戦連勝は5で止まったが、新井が加入してからの“無敗”は守った形だ。

「スタメンだと(日高)大ぐらいしか(知っている選手が)いなかったから、やりづらさはなかった。知っていた方が逆にちょっとやりづらいなというのはあるので」と笑顔のまま続ける。

 最後に、「特別な試合ではあるので、ちょっと意識するところはある」と語った。

 特別な試合を90分間戦い抜き、新井はまた1つレベルアップしたはずだ。実際に、J1での試合を経験するごとに、新井の安定感は増しているように感じる。

 キャリアにおいてJ1で最も出場したのは、名古屋に所属していた2018シーズンの11試合。すでに7試合を数える今季、数字上とパフォーマンスの両面で、自己最高の更新を期待したい。

(取材・文:椎葉洋平)

【著者プロフィール:椎葉洋平】
1989年生まれ、福岡県出身。サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』のV・ファーレン長崎担当。クラブのMDP(マッチデープログラム)なども担当している。介護士として7年、営業職として1年半務めたのちフリーランスのライターとして独立した遅咲き。Xのアカウントは@yoheishiiba

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