かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは10月13日時点。[2/5ページ]
19位:田中碧(たなか・あお)
生年月日:1998年9月10日
所属クラブ:リーズ(イングランド)
2026/27リーグ戦成績:5試合0ゴール2アシスト
最新年俸:184万ユーロ(約3.2億円)
【W杯を終えて再評価】
ここにきて再び評価を高めているのが田中碧だ。
現在28歳のMFは、2024/25シーズンにデュッセルドルフからリーズに完全移籍。1年目から主力として試合に絡み、いきなり1部昇格に貢献した。
しかし、プレミアリーグ初挑戦の昨季は難しかった。世界最高峰の強度に苦しんだのか、一時は出場機会を失うこともあった。それゆえに、今夏の移籍も噂されていたほどだ。
それでも、田中が落ちることはなかった。
今季プレミアリーグでは開幕節のノッティンガム・フォレスト戦を除く全試合に出場中。パフォーマンスも素晴らしく、とくに第6節のアーセナル戦では攻守において大きな輝きを放っていた。
課題とされていた守備強度が明確に伸びていることが、ダニエル・ファルケ監督の信頼を取り戻した一番の理由だろう。
【コスパは最強!?】
そんな田中の年俸は184万ユーロ(約3.2億円)とされている。プレミアリーグに所属する日本人選手の中では最安となっており、リーズ内でも20番目の金額だ。コスパという点では申し分ない。
現在の活躍を維持できれば、大幅な昇給も夢ではないだろう。

