かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは10月13日時点。[4/5ページ]
17位:菅原由勢(すがわら・ゆきなり)
生年月日:2000年6月28日
所属クラブ:カリアリ(イタリア)
2026/27リーグ戦成績:3試合0ゴール0アシスト
最新年俸:231万ユーロ(約4億円)
【サウサンプトンでは…】
今季のセリエAでプレーする唯一の日本人選手が菅原由勢だ。
長年プレーしたオランダのAZを離れた菅原は、2024/25シーズンよりサウサンプトンに加入。しかし、プレミアリーグで多くのプレータイムこそ得たが、高い強度に苦戦し、インパクトを残せず。チームもチャンピオンシップ(2部)に降格するなど、苦い1年を過ごした。
昨季はブレーメンにレンタル移籍し、主力として活躍。今季もサウサンプトンに残らず、セリエAのカリアリにレンタル移籍して経験を積んでいる。
イングランド2部のサウサンプトンから、ドイツ1部、イタリア1部のクラブにそれぞれレンタル移籍できているのは、プレー環境という点では幸運なことだろう。
しかし、意外にも年俸は下がり続けている。
【年俸は微減】
サウサンプトンでは243万ユーロ(約4.3億円)を受け取っていたのに対し、ブレーメンでは236万ユーロ(約4.1億円)、カリアリでは231万ユーロ(約4億円)という金額になっている。
ちなみに、カリアリではハリー・ウィンクスに次ぐ2位の高給取りだ。
イングランド2部クラブより、ドイツ1部とイタリア1部クラブのほうが年俸が安いという事実は、リーグの規模をそのまま反映している結果と言えるだろう。

