
【写真:Getty Images】
欧州各国のリーグ戦が開幕してから約1カ月が経過した。まだ序盤戦ではあるものの、開幕から好調を維持するクラブと、そうでないクラブとの差が表れ始めている。なかには、悪い意味で前評判を覆してしまったクラブも存在する。今回は、スタートダッシュに失敗した欧州の5クラブをピックアップして紹介する。(成績は10月19日時点)[2/5ページ]
ナポリ(イタリア)

ナポリFWラスムス・ホイルンド【写真:Getty Images】
監督:マッシミリアーノ・アッレグリ
26/27シーズンリーグ成績:3勝1分3敗(9位)
【監督交代が悪影響…?】
ナポリは直近5シーズンのセリエAで、最も安定して結果を残してきたチームの一つだろう。
2023/24シーズンこそ10位に終わったものの、それ以外のシーズンでは優勝2回、2位1回、3位1回と、毎年のように上位争いを繰り広げてきた。
ところが、今季は開幕から苦しい戦いが続いている。攻撃的なスタイルを志向するアントニオ・コンテからマッシミリアーノ・アッレグリに監督が代わった影響もあり、チームとしての最適解を見いだせていない。
【エースの孤立】
その中で課題となっているのが、昨季のリーグ戦で12ゴールを挙げた最前線のラスムス・ホイルンドの孤立だ。チーム全体で守備を重視するあまり、前線のエースをサポートする体制が確立されていない。
指揮官は開幕直後の4バックから、直近2試合では3バックに変更するなど、最適なシステムを模索している。しかし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節のビジャレアル戦では1-3で敗戦。アーセナルとの初戦に続き、CLで連敗を喫した。
リーグ戦でも第2節のコモ戦、第3節のインテル戦、第7節ヴェネツィア戦で敗れている。いずれも1点差だったものの、スコア以上の完敗と言える内容だった。
相手がCLに出場する強豪だったといえばそれまでだが、こうした相手に勝てなければ、優勝争いに割って入ることは難しいだろう。