
J3→J1へ“飛び級移籍”を叶えた奇跡の選手【写真:Getty Images】
華やかに映るJリーグの舞台だが、J3から地道にステップアップを狙う選手も少なくない。そんな中で、一気にJ1へ“飛び級”する選手も存在する。そこからさらに飛躍する者もいれば、J1の壁に苦しむ者もいるのが現実だ。今回は、J3からJ1クラブへ移籍した5人の現役選手をピックアップし、それぞれの軌跡を振り返る。[2/5ページ]
GK:坂田大樹(さかた・だいき)

鹿児島ユナイテッドFCの坂田大樹【写真:Getty Images】
生年月日:1994年9月11日
クラブ:いわきFC→アビスパ福岡
移籍時期:2022年11月
【県リーグからJ1まで駆け上がる】
坂田大樹は、J3からJ1どころか、県リーグからJ1まで上り詰めた異色のキャリアを持つゴールキーパーだ。
2017年、流通経済大学を卒業した坂田は、当時福島県1部リーグ所属だったいわきFCに加入した。
1年目から正守護神として活躍し、チームの昇格とともに東北2部南、東北1部、JFLを経て、2022年にはJ3で20試合に出場し、2022年11月にJ1のアビスパ福岡に引き抜かれた。
福岡では村上昌謙、永石拓海という実力者が在籍していたため、出番は限られ、2シーズンで公式戦出場は天皇杯2試合のみにとどまった。
【幼少期から憧れた地元・柏へ】
それでも積み重ねてきた経歴が評価され、2025年から柏レイソルに加入。引き続きJ1クラブに在籍することになった。
坂田にとって柏は特別な場所だ。流通経済大柏高等学校に進学する前、柏イーグルスTOR’82という柏の提携クラブに所属していた生粋の“柏っ子”である。
それだけに、坂田にとっても柏加入は感慨深いものであり、坂田は加入時にクラブ公式サイトで「柏レイソルという歴史あるクラブ、地元で幼い頃から応援してきたクラブでプレーできることを大変嬉しく思います」とコメント。幼少期の憧れのクラブでプレーするという夢を叶えた。
そんな坂田は、出場機会を求め、今夏柏からJ3の鹿児島ユナイテッドFCへ移籍。正守護神としてチームに貢献している。