
バロンドール獲れなくて不満を露わにした選手5選【写真:Getty Images】
サッカー界で最も権威ある個人賞の一つ、バロンドール。今年の授賞式は日本時間10月27日に開催される。授賞式を前に21世紀の歴史を振り返ると、同賞を受賞できずに不満を示した選手も少なくない。今回は、圧巻の活躍を見せながらもバロンドール獲れなくて不満を露わにした5人の選手を紹介する。[2/5ページ]
GK:ティボー・クルトワ(2022年)
2021/22シーズンのティボー・クルトワ【写真:Getty Images】
生年月日:1992年5月11日
当時の所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
21/22シーズン成績(レアル・マドリード):52試合46失点
21/22シーズン成績(ベルギー代表):5試合8失点
同年のバロンドール受賞者:カリム・ベンゼマ
【2冠獲得の立役者になるも…】
GKがバロンドールを獲得することは不可能なのだろうか。
1963年に元ソ連代表GKレフ・ヤシンが、GKとして史上唯一のバロンドールを獲得して以来、同賞を受賞したGKは現れていない。元ドイツ代表GKオリヴァー・カーンや元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン、元スペイン代表GKイケル・カシージャスといった名手たちも、その壁を越えることはできなかった。
GKのバロンドール受賞が難しいという現実について、本人の口から語ったのが、2022年のバロンドールで7位に入ったティボー・クルトワだ。
2021/22シーズン、クルトワが所属するレアル・マドリードはラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の2冠を達成。クルトワは広大な守備範囲と圧倒的なセービング能力を武器にゴールマウスを守り、タイトル獲得の立役者となった。
【「投票はGKには向かないもの」】
その活躍が評価され、GKを対象とするヤシン・トロフィーを受賞。しかし、フィールドプレイヤーも含めたバロンドールでは、トップ3入りを果たせなかった。
この結果について、クルトワは「チームメイトのカリム・ベンゼマがバロンドールを受賞するに値するのは間違いない」と認めつつ、「投票はGKには向かないものだ。トップ10にはDFも1人もいなかった。そういうものなんだ」とコメント。守備的なポジションの選手がバロンドールを獲得することの難しさを指摘した。