
欧州クラブ、解任ギリギリの監督5人【写真:Getty Images】
欧州各国のリーグ戦で2026/27シーズンが開幕してから、およそ2カ月あまりが経過した。チームを立て直すきっかけとなる冬の移籍市場の開幕が迫る中、成績が伴わず苦しんでいるクラブでは、監督交代の可能性が取り沙汰されている。今回は、思うような結果を残せず、解任の噂が浮上している監督を紹介する。(成績は11月2日現在)[3/5ページ]
ウーゴ・オリヴェイラ

ストラスブールのウーゴ・オリヴェイラ監督【写真:Getty Images】
生年月日:1979年6月22日
指揮クラブ:ストラスブール(フランス)
今季リーグ戦成績:9試合3勝1分5敗(12位)
【若手主体のチームで迎えた変革の夏】
チェルシーと同じBlueCoが経営するストラスブールは、今夏に大きな変革を迎えた。
昨季途中には、同じオーナーの下でストラスブールを率いていたリアム・ロシニアーがチェルシーに引き抜かれ、後任にはプレミアリーグで実績のあるギャリー・オニールが就任。しかし、同監督が今夏にイプスウィッチ・タウンの監督に就任したことに伴い、再び後任探しが必要となった。
そこで抜擢されたのが、2025/26シーズンにポルトガルのファマリカンを5位に導いたウーゴ・オリヴェイラだった。
しかし、新監督にとって厳しかったのが、それまでストラスブールで主力を務めていた選手たちの退団だ。ディエゴ・モレイラ(→ミラン)、ゲラ・ドゥエ(→レヴァークーゼン)、フリオ・エンシソ(→イプスウィッチ)、バレンティン・バルコ(→チェルシー)らがチームを去り、彼らに代わって獲得したのは、10代後半から20代前半の実績が少ない有望株ばかりだった。
【9試合で19失点】
新加入選手の適応にも苦戦し、プレシーズンから勝てない試合が続いた。ハイラインとハイプレスを組み合わせたアグレッシブなサッカーを展開しているものの、守備の脆さも目立ち、第9節終了時点で19失点を記録している。
一方、攻撃面ではアグレッシブなスタイルが功を奏し、17得点を記録。オリヴェイラ監督には、攻守のバランスを整えることが求められる。
第5節から4連敗を喫していたものの、第9節では同じく下位に沈むオセールに勝利。これによって解任の噂はいったん落ち着くかもしれないが、このまま安定した戦いを取り戻せなければ、職を解かれる可能性もあるだろう。