
欧州クラブ、解任ギリギリの監督5人【写真:Getty Images】
欧州各国のリーグ戦で2026/27シーズンが開幕してから、およそ2カ月あまりが経過した。チームを立て直すきっかけとなる冬の移籍市場の開幕が迫る中、成績が伴わず苦しんでいるクラブでは、監督交代の可能性が取り沙汰されている。今回は、思うような結果を残せず、解任の噂が浮上している監督を紹介する。(成績は11月2日現在)[5/5ページ]
コスタ・ルニャイッチ

ウディネーゼのコスタ・ルニャイッチ監督【写真:Getty Images】
生年月日:1979年6月22日
指揮クラブ:ウディネーゼ(イタリア)
今季リーグ戦成績:10試合1勝2分7敗(19位)
※日本時間11月3日に解任
【イタリアで最も解任が近い】
セリエAで最も解任が近いとみられているのが、ウディネーゼのコスタ・ルニャイッチ監督だ。
レギア・ワルシャワで結果を残した同監督は、2024年6月にウディネーゼの指揮官に就任。就任初年度の2024/25シーズンは12位、2025/26シーズンも10位と、それまで残留争いに巻き込まれることが多かったウディネーゼで安定した成績を収めていた。
2026/27シーズンまで契約を残しているルニャイッチ監督だが、今季は一転して大不振に陥っている。リーグ開幕10試合で1勝2分7敗、勝ち点5にとどまり、リーグワースト2位の23失点を喫するなど、守備の崩壊が目立っている。
これは、2シーズン連続で守備の柱となる選手が退団している影響が大きいだろう。昨夏にはジャカ・ビヨル(→リーズ・ユナイテッド)、今夏にはトーマス・クリステンセン(→アタランタ)がチームを去った。彼らの不在によって、トランジションの局面で相手のカウンターを食い止められる選手がいなくなり、中央を簡単に突破されて失点する場面が増えている。
【大物選手を獲得も穴は埋まらず】
この危機に対し、ウディネーゼは10月、レアル・マドリードを退団していたオーストリア代表DFダヴィド・アラバを緊急補強。しかし、同選手はわずか2試合で負傷してしまい、守備の穴を埋めるには至っていない。
さらに、フィオレンティーナに移籍したアーサー・アッタの退団によって中盤のバランスも崩れ、ルニャイッチ体制で築いてきたフットボールを展開できなくなっている。
現状では改善の兆しが見えず、第10節ではローマに2-5の大敗を喫した。ここまでの低迷を踏まえると、解任も時間の問題かもしれない。
【著者プロフィール:編集部】
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