森重真人【写真:Getty Images】
日本代表は13日、シンガポール市内で練習を行った。
3-0でシンガポールを下し、グループ首位に浮上した日本。複数得点を奪う結果となったが、先制点を奪うまでは相手GKの好セーブに阻まれる場面もあった。
そんな状況を打開したのが森重真人だった。20分、右サイドの本田圭佑へフィードを送ると、最後は金崎夢生が決めて均衡を破った。
「リズムよく、後ろからテンポよくボールをつなげたので、前にも入れやすかったかなと思う」
相手が引いてくるアジアの戦いでは、CBも高い位置で攻撃を組み立てることが求められる。森重はキックの精度が高く、サイドにしっかりとボールを供給できる。
とはいえ、定位置を確保しているわけではない。今回は森重が出場したが、ベンチには槙野智章も控える。
「自分は1試合1試合アピールを続けることが大事。一喜一憂せずに続けていくことがスタメンへの近道。続けていきたい」
勝利に一役買ったCBが、力強く抱負を述べた。
【了】