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ドルトムント、2点差追いついてドロー

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クロップは「勝っても負けてもおかしくない試合だった」
クロップは「勝っても負けてもおかしくない試合だった」【写真:goal.com】

ボルシア・ドルトムントは14日、ブンデスリーガ第16節でホッフェンハイムと対戦し、敵地で2-2と引き分けた。ユルゲン・クロップ監督は、勝っても負けてもおかしくない試合だったと話している。

ミッドウィークのチャンピオンズリーグで決勝トーナメント進出を決めたドルトムント。前節でレヴァークーゼンにホームで敗れたブンデスリーガでも、白星復活を目指したチームだったが、2点を先行される苦しい展開となった。

ホッフェンハイムは17分、スルーパスに抜け出したFWスヴェン・シプロクが、GKロマン・ヴァインデンフェラーの上を越すループシュートを決めて先制。さらに37分、パスをつないで最後はFWケヴィン・フォラントが左足のシュートを流し込み、リードを広げた。

だが、ドルトムントは前半のうちに1点を返す。44分、CKのボールをホッフェンハイムGKイェンス・グラールがファンブル。こぼれ球をグラールとDFが処理しきれず、ボールは無人のゴールへと向かってしまう。これをFWピエール=エメリク・オーバメヤンが押し込んだ。

1点差に迫ったドルトムントは、67分に同点に追いつく。CKの流れから、左サイドのクロスにDFルカシュ・ピシュチェクが合わせる。一度はグラールに弾かれたが、こぼれ球をピシュチェクが自ら押し込み、試合を振り出しに戻した。

だがその後、FWロベルト・レヴァンドフスキのシュートがポストに嫌われるなど、ドルトムントは3点目を奪えず。首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差は12に開いた。

クロップ監督は試合後、次のように話している。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。

「激しい試合だったね。チームは最後まで勝利を目指す姿勢を見せている。勝利に値していたかもしれないが、敗れてもおかしくない試合だった。それが、この試合のすべてを物語っている」

「信じられないほど素晴らしいプレーもあった。常に相手にとっての危険をつくり、相手のペナルティーエリア内で惜しい状況をつくり出している。だが、決め切れなかった。すべてを出し切らなければいけない相手でも、チャンスをフィニッシュに持ち込むときは、もっと明確で落ち着いたプレーをしなければいけないね」

Goal.com

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