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南野拓実、今季出場わずか”445分”で9得点。得点王も狙える位置に浮上

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
ザルツブルクの南野拓実【写真:Getty Images】

 オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクに所属するMF南野拓実は、現地時間19日に行われた第22節のリート戦でハットトリックを達成する活躍を見せた。今季のゴール数を計9ゴールに伸ばしている。

 リート戦に先発した南野は23分に2-1の勝ち越しゴールを奪い、その直後にも追加点。後半にもハットトリックとなる3点目を記録し、1アシストも加えて6-1の大勝に大きく貢献した。

 ザルツブルクに加入して3シーズン目の南野だが、今季はスタメンでの出場機会が減少しており、この試合が今季3度目の先発だった。だが先発出場した全3試合での計6ゴールに加え、交代出場でも3ゴールを記録。ここまでの出場時間は11試合で合計わずか445分だが、実に「49分に1点」という驚異的な得点率でゴールを重ねている。

 この3点を加えたことで、南野はリーグ首位を走るザルツブルクのチーム得点王にも浮上。昨季まで3年連続のリーグ得点王に輝いているFWホナタン・ソリアーノもリート戦で1ゴールを記録したが、計8ゴールにとどまっている。

 リーグの得点ランキングでも南野は2位タイに浮上した。首位に立つシュトゥルム・グラーツのFWデニ・アラーとは4点の開きがあるものの、このハットトリックで今後出場機会を増やしていくことができれば、残り14試合で逆転しての得点王も決して夢ではないかもしれない。

【了】

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