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韓国、10人相手に痛恨ドローも他会場の結果に救われて2位キープ。最終戦に勝てばW杯へ

text by 編集部 photo by Getty Images

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韓国、10人相手にゴール奪えず…【写真:Getty Images】

 日本代表が6大会連続となるワールドカップ(W杯)出場を決めた31日、アジア最終予選のグループAでも3試合が行われた。

 グループAは、ここまでに勝ち点20を獲得しているイランの首位通過が決定済み。勝ち点13で2位の韓国と、同12で3位のウズベキスタンが、もう1つの枠を目指して熾烈な争いを演じているところだ。

 成績不振で6月に監督の解任を決めた韓国は、ホームで首位イランと対戦。イランはグループAで唯一残り2試合が消化試合だが、ここまで最終予選8試合無失点のチームは、簡単に崩れない。

 53分、イランはMFサイード・エザトラヒが退場となり、数的優位の韓国はボールを支配する。しかし、なかなかフィニッシュまで持ち込めず、0-0が続いた。

 結局、韓国は最後まで得点を奪えず、試合は0-0で終了。勝ち点1の獲得にとどまった。

 それでも、他会場の結果が韓国を後押しする。3位ウズベキスタンが、最下位の中国に0-1で敗れた。これで韓国は2位をキープしている。

 シリア対カタールは3-1でホームのシリアが勝利し、勝ち点でウズベキスタンに並んだ。得失点差でウズベキスタンを上回り3位に浮上している。カタールは最下位に転落して、3位以内に入る可能性が消滅した。

 アジア最終予選グループA最終節の対戦カードは以下のとおり。

カタールvs中国
イランvsシリア
ウズベキスタンvs韓国

【グループA 順位表】
1位 イラン(21pt)
2位 韓国(14pt)
3位 シリア(12pt)
4位 ウズベキスタン(12pt)
5位 中国(9pt)
6位 カタール(7pt)

【了】

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