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広島、1点を守りきりACL決勝T進出!佐々木翔がOG誘発

text by 編集部 photo by Getty Images

サンフレッチェ広島
サンフレッチェ広島【写真:Getty Images】

【サンフレッチェ広島 1-0 広州恒大 ACLグループF第5節】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5節、サンフレッチェ広島対中国の広州恒大が現地時間の8日に行われた。試合はホームの広島が 1-0で勝利した。

 引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる首位の広島はワントップにFWパトリックを起用。その後ろにMF野津田岳人と森島司を配置した。対する2位の広州恒大は元バルセロナのブラジル人MFパウリーニョらが先発した。

 序盤は広州恒大にボールを回される広島だったが、パトリックにボールを集めながら広州恒大ゴールに迫る。徐々にボールを回せるようになった広島は10分、右サイドに展開する。右サイドでボールを受けた清水が中央へクロス。これにニアでパトリックが合わせようとるが、わずかに合わなかった。

 すると15分、広島は森嶋の左コーナーキックからニアサイドで佐々木がフリック。これが相手DFに一度当たり、そのままゴールに吸い込まれた。公式の記録では広州恒大DFリ・ガクホーのオウンゴールとなった。

 1点リードして決勝トーナメント進出に近づいた広島は21分、左サイドでボールを受けた佐々木がドリブルで中央へ切り込むと、そのまま右足でシュートを放つ。これは惜しくもゴール左に外れた。1点をリードした広島に勢いが出てくる。

 その後も、ペースを握りチャンスを作り出す広島だったが、中々追加点を奪うことができない。広州恒大も攻め手に欠き、広島ゴールまで中々ボールを運ぶことができない。

 59分、広州恒大は自陣からパウリーニョがボールを奪いカウンターを発動。素早く前に送り、右へ展開すると、チャン・リンペンが中央へクロスを供給。だが、これは大迫がキャッチした。

 その後も広島が広州恒大の攻撃をシャットアウト。アウェイの第1戦で0-2と敗れた広州恒大相手に1-0の勝利を収めた。勝利した広島は勝ち点を12に伸ばし首位をキープ。これで2位以内が確定。広島の決勝トーナメント進出が決定した。

【得点者】
15分 1-0 リ・ガクホー【OG】(サンフレッチェ広島)

【了】

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