【写真:Getty Images】
ドイツ2部のザンクト・パウリに所属するFW宮市亮は、負傷からの復帰に当初の見通しよりも時間がかかっている。独紙『ビルト』が9日付で伝えた。
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これまでのキャリアを通して相次ぐ負傷に苦しみ続けてきた宮市だが、昨季のザンクト・パウリでは継続的に試合に出場。自身のキャリアで最多となるリーグ戦29試合に出場し、フィールドプレーヤーではチーム最長の出場時間を記録した。
だが終盤戦では第29節を負傷で欠場したあと、一旦復帰を果たしたが再び離脱。リーグ戦のラスト4試合には出場せずシーズンを終えた。その影響は新シーズンに向けたプレシーズンにも及んでおり、まだ完全復帰を果たすことはできていない。
「リョウは我々にとって信じられないほど価値のある選手だ。だからこそ彼にはできるだけ早くピッチに戻ってきてほしい」とティモ・シュルツ新監督はコメント。宮市を非常に高く評価しながらも、「彼のリハビリには波がある。順調な時もそうでない時もある」という現状だと説明している。
監督によれば宮市は練習の中で11人対11人のゲームにも出場し、持ち味のスピードも披露していたという。だが「監督として私はより慎重だ。予定より3週間長くかかることで本当に回復できるならその方がいい。今は厳しくてもリスクを冒したくはない」と指揮官は語った。
ドイツでは今週末に2020/21シーズンが開幕し、ザンクト・パウリはDFBポカール(ドイツ杯)1回戦で4部のSVエルフェアスベルクと対戦。続いて21日にはブンデスリーガ2部開幕戦のボーフム戦を迎える。
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