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三好康児、アルゼンチン戦でバースデイゴールなるか?ベルギーで活躍するレフティーのプレースタイルとは…

text by 編集部 photo by Getty Images

三好康児
【写真:Getty Images】

 U-24日本代表は26日、『SAISON CARD CUP 2021』でU-24アルゼンチン代表との第1戦を迎える。この試合でスタメン起用が期待されるロイヤル・アントワープ(ベルギー)所属のMF三好康児を紹介する。

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 川崎フロンターレ下部組織出身の三好は2015年にトップチーム昇格。2018年には北海道コンサドーレ札幌に期限付き移籍。そこから徐々に頭角をあらわすと、2019年には横浜F・マリノスへ期限付き移籍となった。そして同年8月、横浜FMとの期限付き移籍契約を解除し、同月にアントワープへ期限付き移籍を果たした。その後ベルギーでの活躍が認められ、翌年3月にアントワープへ完全移籍となった。

 年代別の日本代表としてもプレーしていた三好は、2019年のコパ・アメリカに臨む日本代表に選出されA代表初招集。第2戦のウルグアイ代表戦では日本代表初ゴールを含む2ゴール。この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出され、デビューから2戦目で日本サポーターを沸かせた。

 三好は東京五輪世代の24歳。167cmと小柄だが、スピードと卓越されたテクニックを持つレフティーである。新型コロナウイルスからの回復以降、出場機会が減っているが、今季前半戦では10番の片鱗を見せていた。

 今季の三好を語る上で欠かせないのは全得点に絡む活躍をした昨年10月のメヘレン戦だ。右ウィングで先発した三好は開始5分、右サイドでボールを受け中央にグラウンダーのクロスを供給。これが相手のオウンゴールを誘発し、アントワープに先制点をもたらした。

 それからわずか3分後、右サイドでボールを受けると、中に持ち込みながらドリブルで相手を交わす。リオル・ラファエロフとのワンツーからペナルティエリア手前で左足ダイレクトシュート。グラウンダーのボールはゴール右下に吸い込まれた。ドリブル、シュートと三好の特徴が出たゴールだった。

 この日の三好はこれで終わらなかった。前半終了間際、三好はペナルティエリア右で仕掛けマイナスのパスを供給。ピーター・ゲルケンスがダイレクトで合わせるが、GKがセーブ。こぼれ球をディウメルシ・ムボカニが押し込んだ。さらに77分、三好はFKからチャンスを演出。この日の三好は1ゴールを含む全ゴールに絡む大活躍。まさに三好の日だった。

 U-24アルゼンチン代表戦の第1戦が行われる3月26日は三好の24回目の誕生日。バースデイゴールにも期待がかかる。この日を三好の日とすることができるだろうか。

【動画】【動画】三好康児が大活躍!全4得点に絡んだ試合はこちら


参照元:YouTube

【了】

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