1993年に開幕したJリーグは今年で33年目を迎えた。一度もJ2を経験していない“オリジナル10”の一つである横浜F・マリノスは、これまでに多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、マリノスの輝かしい歴史を築き上げてきた選手の中から、伝説と呼ぶにふさわしい英雄を5人厳選して紹介する。[1/5ページ]
MF:中村俊輔(元日本代表)

【写真:Getty Images】
MF:中村俊輔(元日本代表)
生年月日:1978年6月24日
リーグ通算成績:338試合68得点
主な獲得タイトル:リーグ杯(2001)、天皇杯(2013)
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マリノスの背番号10といえば、この男の名前が浮かぶ。
1997年に横浜マリノスに加入した中村俊輔は1年目から30試合に出場し、3年目に10番を与えられた。
この年には自身初のベストイレブン、翌2000年にはJリーグ年間最優秀選手賞に輝いている。
左足から放たれる芸術的な中村のキックは、サポーターの心を掴んだ。
02年夏に海を渡り、10年に古巣に復帰。13年には自己最多となる10得点を挙げてチームを2位へと押し上げ、天皇杯優勝にも貢献している。
マリノスでは通算12年半在籍し、リーグ戦では338試合68得点という数字を残した。
17年からはジュビロ磐田に活躍の場を移し、41歳を迎えた19年夏には横浜FCに移籍する。
しかし、年齢の影響もあってか怪我による欠場やベンチ外になることが多くなった。
そんな中村は、44歳となった2022年シーズンで現役生活を終え、現在は横浜FCのコーチに就任。マリノスだけではなく、日本代表や欧州で培った経験を現役選手たちに還元している。