サッカー U-17アジアカップ　最新ニュース

【写真：Getty Images】

サウジアラビアに衝撃の敗北

　サッカーU-17日本代表は13日、AFC U-17アジアカップサウジアラビア2025の準々決勝でU-17サウジアラビア代表と対戦し、PK戦の末に敗北した。韓国メディア『OSEN』は14日、サウジアラビアを相手に日本がまさかの黒星を喫したことで、U-17アジア杯で日韓戦が消滅してしまったことを報じている。

　開始8分、日本は瀬口大翔のPKで幸先よく先制する。しかし、15分、37分と立て続けに失点。72分に、谷大地のスルーパスから浅田大翔のゴールで追いついたものの、PK戦で3人が失敗してしまう。その結果、PKスコア2-3で、日本は準々決勝での敗退が決まっている。

　同メディアは、「日韓戦が消滅してしまった」と述べた上で、日本の敗北について次のように伝えた。

「日本は前後半の激しい攻防の末に、サウジアラビアと2-2で90分間の戦いを終えた。PKで3人が失敗し、サウジの前に跪いている。ディフェンディングチャンピオンとして、3連覇を目指しこの大会に臨んだ日本にとっては痛恨の敗退だ」

　また、「日本はグループリーグの成績が1勝1敗1分で、UAE、オーストラリアと勝点が同じだった。得失点差でベスト8進出を決めている。だが、ベトナムと引き分け、オーストラリアに敗北など予選は期待以下の結果で不安の兆しを見せていた。結局、準々決勝で敗北している」と、グループリーグの成績を振り返ると、日本のチーム状態はあまり良くなかったことも指摘している。

　仮に、日本と韓国が準々決勝を勝ち抜いた場合、準決勝で日韓戦が実現するはずだった。日本の予想していなかった敗北に、同メディアは驚きを隠せなかったようだ。

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