サッカー U-17アジアカップ　最新ニュース

【写真：Getty Images】

サッカーU-17日本代表の敗退に驚きの海外メディア

　サッカーU-17日本代表は13日、AFCU-17アジアカップサウジアラビア2025の準々決勝でU-17サウジアラビア代表と対戦し、PK戦の末に敗北した。中国メディア『捜狐』は15日に、日本が準々決勝で姿を消したことを驚きとともに報じている。

　開始8分、日本は瀬口大翔のPKで幸先よく先制した。しかし、15分、37分と立て続けに失点。72分に、谷大地のスルーパスから浅田大翔のゴールでかろうじて追いつき、試合はPK戦に突入した。PK戦では、3人目以降が全員失敗し、PKスコア2-3で準々決勝敗退が決まっている。

　同メディアは、「日本はPK戦で敗退。まさかのサウジアラビアがベスト4進出を決めた」と題して、予想外だった日本の敗北を次のように伝えた。

「日本はグループステージから兆しを見せていたが、大きな挫折を味わうことになった。開幕戦ではUAEに大勝したものの、その後ベトナムと1-1で引き分けた。さらにひどいのは、オーストラリアに負けたことだ。アジアのトップが、ユースの大会でこれほどまでに無残な結果に終わるとは、いったい誰が想像しただろうか」

　さらに、「この結果は、アジアのサッカーファンに衝撃を与えた。U-17アジア杯は、若い世代の競争が熾烈になっていることを示している」と述べた上で、「日本の敗北は競争が激化していることの明確な証拠だ。サウジアラビアが勝ち進み、アジアのサッカー界は静かに変化している。今回の大会によって、アジアのサッカーの未来は予測不可能になったと言えるかもしれない」と、ベスト8で日本が負けたことは、各国の力の差が縮まっていることを示す結果だと指摘した。

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