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「辛いときに思い返せるか」サッカー日本代表MF遠藤航流のマインドセットとは?「クローザーとして15分の仕事を楽しむ」

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日本代表 遠藤航

【写真:編集部】

遠藤航が主催イベントで子どもたちとサッカーを楽しむ

 サッカー日本代表の遠藤航は14日、横浜市内で小学生を対象にしたイベント「遠藤航カップ2025」を開催した。遠藤は日本代表の関根大輝やシュトゥットガルトのチェイス・アンリ、ボルシア・メンヒェングラートバッハの福田師王らと一緒に小学生とサッカーを楽しみ、サッカーをするうえで一番大切にしてほしいことを子どもたちに伝えた。

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 今年で3回目の開催となったイベントに遠藤は、「個人的にもすごく楽しかったです。毎年たくさんの方に来てもらって、少し人数も増えてきて、本当に素晴らしい会になってるかなというふうに思うんで、子どもたちとこうやって交流する場をこれからも作っていきたい」と感想を述べた。

 イベント開催のきっかけはサッカーに限らず、競技ができる環境を整えたいというもの。遠藤が暮らすヨーロッパのように、サッカーができる環境をもっと増やすことがこれからの日本サッカーにとってすごく大事なことだと考えている。

 さらに、遠藤は参加した小学生と同じ年齢の頃にサッカーをするうえで一番大切にしてもらいたいことについても触れた。

「僕も楽しんでサッカーを小学生の頃とか特にやってた。そこは子どもの夢を持つ一番大事な部分だと思うので、サッカー選手になりたいっていう思いを持つ。プラス、自分がサッカーをやるのが好きっていう、その思いは引き続き持って、これから大きくなってもその気持ちは忘れずにプレーしてほしい」と子どもたちにメッセージを送った。

 プロになってもサッカーを楽しんでプレーできているのか、という問いに対しては、「プロになるとプレッシャーがあったりとかで、子どもの頃、楽しんでた気持ち、純粋なピュアな気持ちみたいなのって、やっぱり薄れていくとは思うんですけど、大事なのはそこのマインドセットをしっかり持っておくこと」と前置きをし、遠藤流の楽しみ方を伝授した。

「辛いときや上手くいかないときに、常に自分はなんでサッカーをやってたんだっけということを思い返せるかがサッカー選手にとっては大事だと思ってる。僕はリバプールでプレミア優勝しましたけど、出場期間に関して言えば満足はしてない。ただ、逆にクローザーとして残り10分、15分の仕事を楽しむとか、あとはいろんなポジションをやる面白さみたいなのもある」

「1人1人の考え方の違いはあると思うんですけど、大事なのはそういう何か現象が起きてることに対して、ネガティブにならずというか、ポジティブなマインドセットを持って、それを楽しみながら仕事をしていくこと」と自らの経験談を交えて、楽しむことに対する考え方を明かした。

(取材・文:編集部)

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【了】

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