サッカー日本代表 最新ニュース
【写真:Getty Images】
日本との最大の違い?
日本サッカー協会(JFA)は12日、サッカー日本代表が10月10日に行われるキリンチャレンジカップ2025でパラグアイ代表と対戦することを発表した。韓国メディア『FOOTBALLIST』は20日に、日本と韓国代表に差が生まれた最大のポイントについて指摘している。
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
3月の第7節バーレーン代表戦に勝利したことで、日本は開催国を除いて世界最速となる本大会出場を決めた。一方で、韓国も6月5日に行われたイラク代表との試合に勝利したことで、11大会連続となる本大会出場を決めている。
両国ともにアジア最終予選を勝ち抜き本大会出場を決めたが、同メディアは「現在の日本と韓国の最大の格差は中盤、MFだ」と題して、日韓の代表チームの差を生み出している点について次のように言及した。
「日本はヨーロッパに多くのMFを輩出してきた。特に攻撃的MFの選手が多かった。しかし、直近ではもともと見事だった攻撃的MFだけでなく、守備的MFまで均等に成長し、代表チームのバランスがさらに合っている」
そして、注目していたのがマインツに所属するMF佐野海舟とプレミア昇格を成し遂げたリーズ・ユナイテッドで活躍したMF田中碧だ。今季がブンデスリーガ初挑戦だった佐野は、米メディア『The Atletic』がベストイレブンに選ぶなど印象的な活躍を見せた。田中に関しても、昇格を決めたチームの年間MVPを受賞しており、イングランド・チャンピオンシップ(2部)の中でトップクラスの輝きを見せた。
同メディアは、「懸命に走ることは、もともと日本人選手たちがヨーロッパで見せる最大の強みだった。最近では、守備的MFは体格よりも運動量と知能を優先するチームが多い。田中と佐野はフィジカルではドイツおよびイングランドで競争する相手よりも落ちるが、活動量と正確な判断を通じて優れた守備力を発揮している」と、両選手を絶賛した。
また、「こうしたトレンドの変化は韓国代表チームの立場でも参考にすべき部分だ。最近の傾向では、体格よりも機動力が求められる。圧倒的な機動力で世界最高のMFに上り詰めたエンゴロ・カンテが証明した後、10数年続いてきた世界のサッカーの流れだ」と述べた上で、「韓国のMF陣は最も欧州で活躍する選手が少ないポジションだ。新たにヨーロッパに進出する選手たちに関しても、中盤で国際的に活躍できる競争力が求められる」と、韓国代表チームに今後必要なことを強調している。
【関連記事】
英国人が見たインドネシア戦「久保建英と鎌田大地は…」「高井幸大は欧州に…」「大迫敬介は昼寝して…」
すごくガッカリ…。サッカー日本代表、アピールに失敗した5人。6月シリーズで目立たなかったのは?
なぜ呼ばれない!? 6月シリーズでサッカー日本代表に招集したかった5人
【了】