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【写真:Getty Images】
サッカー日本代表の長友佑都が約1年4か月ぶりのベンチ入り
サッカー日本代表は8日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の初戦でホンコン・チャイナ代表と対戦し、6-1の大勝を飾った。今大会、森保一監督からチームキャプテンに指名された長友佑都はベンチ入りしたものの、出番はなし。ベンチから声を張り上げ、チームを鼓舞し続ける姿勢から、出場への強い気持ちが感じられた。
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「自分が今、Jリーグでやってるパフォーマンス、自分の強みを出すことに集中してくれと若手には伝えた。『お前ら若いからミスしても次があるんだ』と。『貪欲に行け』、と声をかけた」とキャプテンとしての振る舞いを試合後に明かしてくれた。
また、最後までアップを続けるなど、ベンチでの姿勢について問われると、「交代枠がなくなりましたけど、もしかしたら脳震盪の可能性ももちろん出てくるし、そういったものもあって、アピールも含めてアップしてました」と語り、出場への強い思いが感じられた。
長友にとってこの日は念願のベンチ入りだった。FIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選では選出されながら、全10試合ですべてベンチ外という状況が続き、試合のメンバーに入るのは去年3月の同2次予選の北朝鮮戦以来、約1年4か月ぶり。
背番号はW杯以来の「5」。より一層、試合に出場して自分の力を発揮したい思いが強くなった。
「なんか感慨深かったですね。ロッカーに自分の5番が、背番号が並んでたっていうところで、いろんな思いが込み上げてきて、やはり感謝と責任と、この5番でもう1回この大会で輝いてやるぞとその覚悟が芽生えましたロッカーに自分の5番が並んでいたのを見て、感謝と責任と、この5番でもう一度輝いてやるという覚悟が芽生えた」
「ベンチから見ていても、ピッチにより近くなったことでモチベーションがさらに上がった。自分が出てやれるなという感触はなんか、ピッチに立つことでより一層自信が持てました」と38歳・長友の尽きない向上心はますます掻き立てられたようだ。
(取材:元川悦子【韓国】、文:編集部)
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