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精神的支柱としてチームを支える長友佑都

　サッカー日本代表は11日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会（韓国）第2戦となる中国代表戦を翌日に控え、トレーニングを行った。最年長としてキャプテンを任された長友佑都。強い覚悟で挑む一方、若手にとっての寄りどころとなるべく、チームの精神的支柱としての役割を果たしながら、ピッチで存在感を示すことを誓う。

　今回の代表メンバーで最年長となる長友は、森保一監督からキャプテンに任命され、チームを精神面でも支える役割を担っている。6月まで行われたFIFAワールドカップ26（W杯）最終予選ではメンバー外が続いたが、自身5大会連続となるW杯出場を見据え、代表活動に強い覚悟を持って臨んでいる。

「メラメラと燃えてきているものがあります」と語った長友は、出場機会が訪れなかった初戦を経て、さらに闘志を燃やしている様子だ。

　また、今大会では代表デビューを果たす若手選手が多く名を連ねる中、長友は彼らの寄りどころとなり、緊張を和らげるプレーを心がけるつもりだ。

「佑都さんを見てたらちょっと落ち着いてきたなと思わせるような、どっしりと構えたプレーと姿勢を示したい」と語る長友の言葉には、これまでのキャリアで培ってきた経験と自信、そして次世代を支える責任感がにじんでいる。

　もちろん、単なる精神的支柱で終わるつもりはないはずだ。プレーでも存在感を発揮する長友の姿が期待される。

（取材：加藤健一【韓国】、文：編集部）

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