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サッカー日本代表短期間で深まる結束

　サッカー日本代表は14日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第3戦、韓国代表戦に向けて最終調整を行った。第2戦までの2日間は下肢の疲労感を理由に別メニュー調整をしていた古賀太陽は、優勝をかけた韓国代表戦に向けて準備を整えている。

　初選出や久々の招集となった選手が大半を占める急造チームであるだけに、短期間で意思の疎通をどこまで図れるかが結果を左右することになるだろう。

　そういった意味で、とても好印象に映った場面があった。14日のトレーニングのために、バスから降りてグラウンドまで歩く間、古賀太陽と大関友翔が何やら談笑している姿を見かけた。

　6歳差の両者は、今回が初めてプレーするという間柄。何を話していたのか古賀に尋ねた。

「（練習）やれんの？」（大関）

「やらせてください」（古賀）

　6歳下の大関が、別メニュー調整が続いていた古賀をいじっていたという。古賀曰く「全然後輩ですけど、結構いじってくる」とのこと。短期間で選手同士の距離感が近くなっていることが分かる1シーンだった。

「休み過ぎたくらいだと思っているので」と話す通り、古賀自身のコンディションは問題ないという。

　E-1選手権が終わると、週末には鹿島アントラーズとの大一番が待っている。首位に立つ柏のキャプテンは、2つのビッグマッチを前に、「いい形で大会を終えて（柏に）帰るイメージはしている」と話した。

（取材・文：加藤健一【韓国】）

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