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東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会・韓国の第3戦、サッカー日本代表は韓国代表と対戦する。初戦にスタメン出場した垣田裕暉は、精力的な守備と巧みなアシストでチームを牽引。幾多の困難を乗り越え、今季柏レイソルで覚醒した大型FWは、優勝のかかる大一番で真価が問われる。(取材・文:元川悦子【韓国】)
連覇がかかる大一番の切り札として期待される垣田裕暉

【写真:編集部】
8日のホンコン・チャイナ代表戦を6−1、12日の中国代表戦を2−0で勝利し、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会・韓国制覇に王手をかけているサッカー日本代表。15日の韓国代表戦は2連覇のかかる大一番だ。韓国代表も中国代表に3−0、ホンコン・チャイナ代表に2−0と勝利しており、下馬評通り、このゲームが事実上の優勝決定戦となる。
2024年7月から指揮を執るホン・ミョンボ監督率いる韓国代表は、日本と同じ3−4−2−1をベースに、4バックに可変しながら戦ってくる。2018年のFIFAワールドカップ(W杯)・ロシア大会の正守護神であるチョ・ヒョヌが最後尾に位置し、守備陣も売り出し中のキム・ジュソンら大柄で屈強なDF陣がズラリと並ぶ。日本としては、彼らに負けない最前線のターゲット役の存在が必要不可欠だ。
それを担うと目されるのが、187センチの長身FW垣田裕暉。垣田はホンコン・チャイナ代表戦にスタメン出場し、精力的かつ献身的な守備のハードワークを見せ、ジャーメイン良の4ゴールを引き出す活躍をした。ジャーメインがハットトリックを達成した日本の4点目では巧みなヒールパスを披露。普段とは異なる一面も披露した。