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Jリーグ 4か月前

「案外技術がいるんですけど」昌子源は成長し続けている。FC町田ゼルビアの大きな武器「それでも通す自信が今はある」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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 サッカー天皇杯4回戦が6日に各地で行われ、FC町田ゼルビアはホームで京都サンガF.C.と対戦し、1-0で勝利した。藤尾翔太の値千金弾によってスコアレスの展開に終止符を打ったが、この決勝点はチームのキャプテンにして守備の要・昌子源のタテパスから生まれている。3日後のヴィッセル神戸との大一番に向け、主将は闘志を掻き立てる。(取材・文:元川悦子)

リーグ戦5連勝のFC町田ゼルビアが天皇杯ラウンド16へ

FC町田ゼルビア所属DF昌子源
【写真:Getty Images】

 J1初参戦した2024年にリーグ3位と大躍進を遂げ、いきなりAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)出場権をつかんだFC町田ゼルビア。今季はやや出遅れたものの、7月の中断前リーグ5連勝で6位まで順位を上げ、8月9日の再開後に一気にギアを上げようとしている。

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 その彼らにとって、8月6日の天皇杯ラウンド16・京都サンガF.C.戦は今後への重要な試金石。ご存じの通り、今季の京都はここまで快進撃を見せており、J1順位は町田より上の4位。勝ち点差は2だが、上位に位置しているのは間違いない。彼らをホーム・町田GIONスタジアムで叩くことで、今後のリーグ戦、ACLEに弾みをつけることが肝要だった。

 黒田剛監督は藤尾翔太、仙頭啓矢ら出場機会の少ないアタッカー陣を前線に配置。中山雄太をボランチ起用するサプライズも見せたが、守備陣はGK谷晃生、DF岡村大八、菊池流帆、昌子源というガチメンバーを起用。ラファエル・エリアス、マルコ・トゥーリオ、原大智という相手の強力アタッカー陣を確実に封じようとした。

 キャプテン・昌子は「もちろん目標は優勝だけど、クラブの歴史を1つ刻もうと監督も言っていた」と言うように、町田として初のベスト8入りを実現すべく、自信を持ってピッチに立った。

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