現在の日本サッカー界は昔に比べて育成環境が整い、指導者の能力が上がっている。それに伴って優秀な10代の選手が増え続けており、すでにJ2リーグで活躍している選手も少なくない。そこで今回は、J2リーグでプレーする10代の日本人選手の最新市場価値ランキング1〜5位を紹介する。[1/5ページ]
※成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。データは9月18日時点
5位:亀田歩夢(かめだ・あゆむ)

【写真:Getty Images】
生年月日:2006年12月19日
市場価値:5万ユーロ(約850万円)
所属クラブ:カターレ富山
今季リーグ成績:3試合0得点0アシスト
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流通経済大学付属柏高校を経てカターレ富山に加入した亀田歩夢が5位にランクインした。
亀田の市場価値は、5万ユーロ(約850万円)と設定されている。
2024年10月にカターレ富山への加入を決めた亀田は、今冬の第103回全国高校サッカー選手権大会でプロ内定をうなずかせるプレーを披露した。
圧巻だったのは準々決勝の上田西高校戦で見せた2発のコントロールショットだ。
2点リードで迎えた28分にこの試合1点目を決めると、43分には2点目を沈めた。
また、決勝の舞台でも先制点を決め、優勝こそは逃したものの亀田の実力を証明する大会だったといえるだろう。
そんな亀田は、今季11年ぶりにJ2に復帰した富山で「リーグ戦二桁得点」(クラブ公式サイト)を目標に精進している。
しかし、ここまで公式戦出場は6試合のみに留まり、いまだゴールネットを揺らせていない。
ただ、高校サッカーをにぎわせた亀田のポテンシャルは、間違いなくこんなものではない。
持ち味であるフットサル仕込みのドリブルで、自分自身の道を切り開くことで市場価値の金額も大幅に上昇する可能性はあるだろう。