2026明治安田Jリーグ百年構想リーグは地域リーグラウンドの全日程を終えた。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。※本記事はJリーグデータサイトをもとに作成しています。入場可能数は『Jリーグホームスタジアム』一覧を参照[1/5ページ]
10位:ブラウブリッツ秋田
本拠地:ソユースタジアム
平均入場者数:4,533人
収容可能人数:18,560人
収容率:24.4
【大型スタジアムゆえに目立つ空席】
2026明治安田Jリーグ百年構想リーグにおいて、スタジアムの収容率がワースト10位となったのは、ブラウブリッツ秋田だ。
今季の1試合平均入場者数4,533人に対し、本拠地「ソユースタジアム」の収容可能人数は18,560人で、収容率は24.4%にとどまった。
前年の平均4,953人(収容率26.7%)から減少となっている。
【爆発力に欠けた今季と新スタジアムへの課題】
秋田は大規模な集客が東北勢との近隣対決に依存する傾向がある。
今季のEAST-Aグループでは、モンテディオ山形戦で最多の6,824人、ベガルタ仙台戦で6,079人を動員した。
しかし、前年の仙台戦のようにスポンサー支援の大型企画で13,172人を集めたような爆発的な集客はできず、1万人を超える熱狂を生み出せなかったことが数値を下げる一因となった。
秋田といえば、スタジアム整備問題が長い間注目を集めている。約71%の収容率を記録した昨季の仙台戦のような光景が日常化すれば前向きな議論も起きやすくなるが、平均24%の現状では、周囲の理解を得るのが難しいのも確かだろう。
地域リーグラウンドでは2位に入り、ピッチ上では確かな結果を残した秋田。この好成績をいかに動員へつなげ空席を減らしていけるか。スタンドをファンで埋めることこそが、新スタジアム計画を前進させる最大の原動力となるはずだ。

