2026明治安田Jリーグ百年構想リーグ全日程を終えた。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率(地域リーグラウンド限定)に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。※5月29日に掲載した同テーマの記事は『Jリーグホームスタジアム一覧』の収容可能人数に誤りがありました。本記事はJリーグよりいただいた訂正版を反映させたものになります。[1/5ページ]
5位:ガイナーレ鳥取
本拠地:Axisバードスタジアム
平均入場者数:2,248人
収容人数:11,999人
収容率:18.7%
【前年の超満員から…】
2026明治安田J2・J3百年構想リーグの観客動員において、スタジアムの収容率ワースト5位となってしまったのがガイナーレ鳥取だ。
特別シーズンはホームゲームで1試合平均2,248人を動員したものの、本拠地「Axisバードスタジアム」の収容人数11,999人に対して収容率は18.7%にとどまった。
前年のJ3リーグでは平均2,835人を集めた。松本山雅FC戦ではベースボールシャツ配布イベントの効果もあり1万1,995人の超満員を記録していたが、大規模な集客イベントがなく、平均が前年比で約2割も落ち込んでしまった。
【そもそも…】
WEST-Bグループを戦った今季の動員を振り返ると、最多は第8節のサガン鳥栖戦で記録した4,082人。しかし、4,000人を超えたのはJ2勢を迎え撃ったこの一戦のみで、シーズンを通して集客に苦戦した。
ただ、この集客の波はピッチ上の結果だけに起因するものではない。
特別シーズンは近隣クラブとの対戦が多くなったが、WEST-Bは10チーム中7チームが九州以南を拠点としており、鳥取にとって地理的メリットは皆無に等しかった。
そもそも鳥取県は全都道府県で最少の人口であり、集客の絶対的な難易度は高い。
それでも、ピッチとスタンドが至近距離で一体となれる約1万2,000人収容のサッカー専用スタジアムは魅力的な観戦環境だ。
J3本番へ向け、この「器」を地域にどう広げ、熱狂を宿らせるか。

