日本代表は15日(日本時間)、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループリーグ第1節でオランダ代表と対戦する。重要な初戦に、森保ジャパンはどのようなメンバーで臨むべきか。スタメン案を紹介する。[1/2ページ]
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オランダ代表はハイタワー揃い
いよいよ、日本代表にとってのFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が幕を開ける。「優勝」に向けての第一歩だ。
初戦の相手はオランダ代表。言わずと知れた欧州の強豪国であり、各ポジションに実力者が揃っている。日本代表とはこれまでに3度対戦しているが、2勝1分と勝ち越しており、やはりタフな相手になることは間違いない。
オランダの特徴としては、高さという部分が挙げられる。ほとんどの選手が身長180cm以上を誇り、守備陣はもちろんのこと、コーディ・ガクポやヴォウト・ヴェグホルストといった、前線にも190cm超えの選手が名を連ねている。
日本としては、まずこの高さを対策しなければならない。今回は、そこに重点を置いてスタメン案を考えたい。
3バックは…
GKは鈴木彩艶で問題ないだろう。大きさという意味でも大迫敬介や早川友基を上回っており、ハイタワー揃いのオランダを抑える上で欠かせない。自身初のW杯でどこまでパフォーマンスを発揮できるか注目だ。
3バックの右は板倉滉。無念の離脱となった遠藤航からキャプテンを引き継いだ、という事実を踏まえてもピッチに立たなくてはならない。また、アヤックスでオランダ人の特徴を理解していることもプラスに働くだろう。
中央は谷口彰悟を推す。耐える時間が長くなると想定される中でベテランの存在は不可欠だ。前回のカタールW杯でスペイン代表戦やクロアチア代表戦を乗り切っている経験は宝になる。
左はバイエルン・ミュンヘンでスキルを磨く伊藤洋輝。高さという意味でも渡り合えるだけのものがあり、カウンターの場面では左足の高質なロングフィードが効くだろう。ややコンディションに不安はあるものの、頼りになる存在だ。
そして彼らに加え、もう一人のCBを先発に抜擢したい。鈴木淳之介だ。
鈴木淳之介を使うべき理由
オランダ代表の強みは間違いなく右サイドにある。その大きな理由として、デンゼル・ダンフリースの存在がある。
インテルで活躍するDFは高さとパワーを兼ね備えたフィジカル自慢。右サイドバックやウイングバックを主戦場とし、馬力ある推進力や果敢なボックス内への侵入でゴールに関与できる怪物だ。所属クラブでも、左からのクロスに対して積極的に飛び込んでくるシーンを何度も見せてきた。
そんなダンフリースを封じる上で、高さとスピードを兼ね備えた鈴木淳を左WBに置き、バトルさせるという手はありだろう。まずは「守備から考える」というのは日本代表が継続して意識してきたことであり、オランダ戦も例外ではないだろう。
また、鈴木淳をWBに置くことで、守備時は4バックになり、かつてペップ・グアルディオラが採用した4CBも可能だ。抜擢するメリットは大いにあるだろう。
ボランチは鎌田大地と佐野海舟のセットでいいだろう。遠藤が離脱、守田英正や藤田譲瑠チマもいない中、彼らは今大会でのフル稼働が求められる。
特に鎌田は今大会のキーマンだ。卓越した技術と戦術眼で相手の中盤にカオスを引き起こすことができるのはこの男しかいない。彼の活躍が結果を左右すると言っても過言ではないだろう。
右WBは堂安律。攻撃面はもちろんのこと、10番の貢献度は守備面でも大きく光っている。まずはしっかりと相手の攻撃を封じ、伊東純也のジョーカー起用で一気に形勢をひっくり返す戦い方は理に適っているのではないか。
シャドーは久保建英と中村敬斗。久保がいることで、攻撃時は可変システムの形で4-2-3-1になることも可能だ。無論、トップ下は久保、左に中村、右に堂安。適正通りの並び故、混乱を引き起こすこともないだろう。
ワントップはもちろん上田綺世だ。彼がいる、いないでチームが大きく変わるほど、その存在感は今や特大だ。フェイエノールトでオランダ人との戦い方には慣れているという点もポジティブ。外さない理由はない。
とにかくオランダ戦は、難しい展開になるだろう。もちろん、前回大会でドイツ代表とスペイン代表を破っているチームを、相手が舐めているわけがない。対策は万全にしてくるはずだ。
その対策を上回れるだけのものがあるか。運命のキックオフが近づいている。



