フットボールチャンネル

フォーカス 5時間前

インターハイでは別格だったのに…。プロで輝けなかった高校サッカーのスター5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

プロで輝けなかった高校サッカーのスター5人
プロで輝けなかった高校サッカーのスター5人【写真:Getty Images】



 2026年 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)サッカー競技大会が、1日に閉幕した。高校サッカーで名を上げ、プロの世界でも成功を収める選手がいる一方、大会で注目を集めながらも、プロ入り後に思うような活躍ができなかった選手もいる。今回は、インターハイでインパクトを残しながらも、プロとして期待されたほどの活躍ができなかった選手を紹介する。[1/5ページ]

MF:山形恭平(やまがた・きょうへい)

サンフレッチェ広島の山形恭平
サンフレッチェ広島の山形恭平【写真:Getty Images】



ポジション:MF
生年月日:1981年9月7日
出身高校:東福岡高等学校
主な在籍クラブ:サンフレッチェ広島、アビスパ福岡、V・ファーレン長崎

【史上初の高校3冠達成を経験】

 山形恭平は、東福岡高等学校の出身で、1997年のインターハイ優勝メンバーの一人だった。

 東福岡はこの年、本山雅志、古賀誠史、千代反田充といった選手を擁し、インターハイのほかに全日本ユース選手権、全国高等学校サッカー選手権大会でも優勝し、史上初の高校3冠を達成した。そのチームに、1年生ながらベンチ入りしていたのが山形である。

 もっとも、山形を語る上で忘れられないのは、高校2年時の第77回全国高等学校サッカー選手権大会である。

 1年前と同じように決勝戦で帝京高等学校と対戦した東福岡は、相手にリードを許す厳しい展開だったが、後半に山形がハットトリックを達成し、4-2の逆転勝利。見事に2連覇を成し遂げた。



【J1で定位置をつかめず】

 山形は、ドリブル突破や決定的なスルーパスを繰り出せるMFだった。中盤から前線に飛び出し、自らゴールを決める力も持ち合わせており、その得点力が大舞台で見事に爆発した。

 高校卒業後はサンフレッチェ広島に加入したが、出場機会には恵まれず、2004年にJ2のアビスパ福岡へ移籍。この年は38試合で8ゴールを記録し、高校時代さながらの得点力を見せた。翌2005年には背番号10を背負い、チームのJ1昇格に貢献する。

 しかし、昇格後は出場機会が減少し、再び苦しい時期が続いた。

 2007年にはJ2で再び存在感を発揮し、翌2008年には当時九州リーグ所属のV・ファーレン長崎に加入。クラブのJFL昇格に貢献し、その後現役を引退した。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top