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ドルトムント、インモービレが移籍後最高の活躍も「再び勝利がない」。香川は出番なく採点なし

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「下位にさらに深くハマり込む」?

 18日付のキッカー紙は一面で「勝ち点1の希望」として、ゴールを決めた後に走るインモービレの写真を掲載した。同紙もインモービレを「マン・オブ・ザ・マッチ」として高く評価している。

 またキッカー紙は「ナウドがBVBのパーティを台無しにする」として、「85分までボルシア・ドルトムントは今季5度目の勝利を夢見ることを許される。だが最後に1つの強い成果の報いを受けることはなかった」と記している。

 キッカー紙によるヴォルフスブルク戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。

【GK】ランゲラク「4.5」、【DF】ドゥルム「2.5」、スボティッチ「3」、フンメルス「2.5」、シュメルツァー「3.5」【MF】ケール「4.5」、ベンダー「4」、オーバメヤン「3」、ギュンドアン「3.5」、グロスクロイツ「4」、【FW】インモービレ「1.5」。

 こちらも出場のなかった香川に対して採点は付与されていない。

 18日付のルール地方の地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスは「ドルトムントは下位にさらに深くハマり込む」としている。

 次節、20日にドルトムントはアウェイで最下位のブレーメンと対戦する。ウインターブレイクに突入する前の、最後の試合となる。

 同紙は最後に「ヴェーザー・シュタディオン(ブレーメンの本拠地)での一敗はチャンピオンズリーグの16強進出者にとって恐ろしいものとなるだろうし、信じられないような危機はもう一度強まり、クロップの未来はまた疑問視されるだろう」と記している。

【了】

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