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ヴェンゲル監督、“クラブ騒動”のエジルを咎めず。面談で真相が明らかに

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴェンゲル監督、“クラブ騒動”のエジルを咎めず。面談で真相が明らかに
ヴェンゲル監督(左)と言葉をかわすMFエジル【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属するドイツ代表のMFメスト・エジルは、“クラブ騒動”の処罰を免れたようだ。

 エジルは、3月21日に行われた敵地でのニューカッスル戦の前に風邪をひいてしまい、発熱を理由に試合を欠場。そのため、アーセン・ヴェンゲル監督は、国際親善試合とユーロ予選を控えていたエジルの症状を考慮し、遠征の不参加を許可した上で母国での治療専念を指示していた。

 しかし、アーセナルが2-1で勝利を決めると、その数時間後にエジルがベルリンのナイトクラブを訪れる姿が目撃されたという報道が論争を呼び、指揮官は代表戦を終えた後にエジルと個人面談を行うことを公言していた。尚、エジルはオーストラリア戦とグルジア戦の2試合でフル出場している。

 英紙『デイリー・ミラー』でヴェンゲル監督は「エジルは夜遊びなんかしていなかった。レストランに出向き、友人と食事をしただけだと言っている。誕生日会に30分だけ出席し、友人の幸福を祈ってからすぐに帰宅したそうだ。

 知り合いの誕生日を祝いたいと思う人間を止めることは出来ないよ。もしエジルがドイツのナイトクラブを訪れていたとしたら、次の日にその写真が出回っていただろう。しかし、それは起きなかった」と事の真相を告白した。

 アーセナルは次節、ホームでリバプールと対戦する。

【了】

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