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ドルトムント、好調FWの2発でインゴル撃破! やらかし未遂もジャッジに救われる

text by 編集部 photo by Getty Images

ピエール=エメリク・オーバメヤン
2ゴールを決めたオーバメヤン【写真:Getty Images】

【ドルトムント 2-0 インゴルシュタット ブンデスリーガ 第19節】

 ブンデスリーガ第19節が現地時間30日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは今季1部昇格のインゴルシュタットをホームに迎えて対戦。後半終盤にガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが2ゴールを決めて、2-0の勝利をおさめた。

 ドルトムントはオーバメヤンをワントップに起用し、前節ベンチ入りした香川をトップ下で先発起用するなど、ボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦から若干メンバーを入れ替えた。

 前半開始からドルトムントの攻める時間帯が続く。しかし、相手の堅い守備に阻まれチャンスを作ることができない。すると15分、押されていたインゴルシュタットがカウンターから攻撃を仕掛け、最後はダリオ・レスカーノがシュートを放つ。だが、GKロマン・ビュルキがファインセーブで防ぎ失点を免れた。

 さらに29分にはGKラマザン・エズジャンのロングボールから決定的なチャンスを作られるも、なんとか難を逃れている。反対にドルトムントは35分にチャンスを迎えるもアドリアン・ラモスはゴールを決められず。ドルトムントは前半終了間際にチャンスを作るも、結局無得点に終わり0-0のまま前半を折り返した。

 後半立ち上がりはお互いに膠着した状態が続く。すると66分、ドルトムントのマッツ・フンメルスが相手のプレッシャーにたまらずバックパスを送る。これがGKビュルキの頭上を越えてゴールに吸い込まれた。

 ただ、オウンゴールに思われたが、フンメルスがバックパスをする直前に相手選手がファールをしていたとしてゴールは取り消しに。レフェリーのジャッジに救われ、やらかし未遂に終わった。

 ピンチを脱したドルトムントは78分、右サイドからのクロスをオーバメヤンがヘディングで合わせ先制に成功する。勢いに乗ったオーバメヤンは86分にも追加点を決め一気に相手を突き放した。そのままリードを守りきりドルトムントが2-0で勝利している。

 ドルトムントはインゴルシュタット戦の勝利により2連勝。次節、ドルトムントは2月6日に原口元気が所属するヘルタ・ベルリンのホームに乗り込んで対戦する。

【得点者】
77分 1-0 オーバメヤン(ドルトムント)
86分 2-0 オーバメヤン(ドルトムント)

【了】

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