現在、世界最高の名をほしいままにしているリオネル・メッシ。同選手を止める術などあるのだろうか？

　かつてレアル・マドリーを指揮し、クラブをデシマ（チャンピオンズリーグ10回目の優勝）に導いたカルロ・アンチェロッティ監督が秘策を明かしている。15日、中国『シナ・スポーツ』が報じた。

　アンチェロッティ監督はメッシを止めるには「1人でマークするのは非常に難しい」と連携が重要であることを語った。「チームワークを使えば最も効率的になるね。この場合は、中盤に多くの選手を割かなければいけない」と明かしている。

　一方で連携を使った守り方にも弱点があると語っており、「バルセロナにはメッシ以外にも武器があること」を挙げている。ネイマールやルイス・スアレスといった選手の存在が、メッシだけに集中することを防いでいるようだ。

　また、最後に「メッシが好調であれば、どんな策を考えても意味がない。彼を止めることは不可能だ」と明かしており、最終的には神頼みとならざるを得ないようだ。先日にはユベントスのジョルジョ・キエッリーニが「メッシと対峙したら祈ることしかできない」と語り話題を呼んだ。

　もはや神の領域に達しているメッシだが、同選手の活躍には様々な武器を持っているバルセロナという偉大なチームがあってこそといえそうだ。

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