本田、放出か契約延長か。鍵を握るは“得点力”と来季指揮官

2016年03月28日(Mon)12時41分配信

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ミランの本田圭佑
ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】

 現地時間の3月27日にイタリアではパスクア(キリスト復活祭)を迎えたが、サッカー界に休みはない。ミランの日本代表FW本田圭佑の去就が騒がれている。

 クラブサッカーが休暇となり試合が少ないこの期間に、ここぞとばかりに“移籍ネタ”を繰り出してくるのがイタリアサッカーメディアにおける代表ウィークの風物詩となっている。今回のミランにまつわる報道は「契約延長」にフォーカスのされた。もちろん、2017年にミランと契約が切れる本田も対象の一人だ。

 シニシャ・ミハイロビッチ監督のもと信頼を取り戻した本田は「今夏での放出」と「契約延長」の帰路に立たされている。『スカイ・スポーツ』によれば、評価を高めているミランは本田を移籍金ゼロで退団させることは望んでいない。そのためには契約を延長しなければ今夏に放出することが必要となる。

 本田が契約延長を勝ち取るための鍵となるのは「得点力」と「来季指揮官」だ。4-4-2の右サイドハーフとして定位置を確保した同選手だが、今季セリエAで1ゴール3アシストと決定機に関与するプレーは少ない。

 センターハーフとして信頼を得ることができていない本田を起用する方法は現在4-4-2の右サイドハーフが唯一と言ってよいだろう。ウイングやトップ下では現在の成績では攻撃面において指揮官もファンもメディアも納得させることはできないからだ。

 来季もミハイロビッチ監督のもと4-4-2を継続するのであれば、本田の居場所は計算できる。しかし、新たな指揮官が別の布陣を選択した途端に同選手の出場機会が激減することが予想される。また、ラツィオのMFアントニオ・カンドレーバのような攻守において決定的な選手が加入すれば、同じく本田の出場機会は激減するだろう。

 本田が周りの環境に左右されないためには、少なくともジャコモ・ボナベントゥーラ(今季公式戦7ゴール9アシスト)に近づく成績を収める必要がある。去就の鍵となる得点力をみせることができるか。本田圭佑のラストスパートに注目が集まりそうだ。

(文:Keiske Horie)

【了】

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