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酒井高徳「僕にはドイツ人の血が流れている」。独紙も「まるで外国人のよう」と称賛

text by 編集部 photo by Getty Images

高徳
HSVの酒井高徳【写真:Getty Images】

 ハンブルガーSV(HSV)に所属する日本代表DF酒井高徳が、好調の理由を独紙『ヴェルト』のインタビューで語った。

 アメリカのニューヨークで日本人の父親とドイツ人の母親の間に生まれた酒井は、「僕は他の日本人とは少し違うね。僕にはドイツ人の血が流れている」と、自らの特徴を振り返った。

 今季、シュツットガルトからHSVへ移籍した酒井だが、シーズン序盤は出場機会に恵まれずベンチで過ごす時間がほとんどだった。しかし、今年2月になってデニス・ディークマイアーから右サイドバックのポジションを奪うと、前節ハノーファー戦では左サイドバックも務めるなど、シュツットガルト時代からの恩師であるブルーノ・ラッバディア監督からの信頼を得ている。

 同紙は酒井のミスを恐れない姿勢を高く評価し、ドイツとのハーフである酒井を「まるで外国人のよう」と称賛した。

 これについて酒井は「何でもしようとしたから、パスミスで苛立ってしまった。今はミスについて長く考えないで、シンプルにプレーすることを続けている」と好調の要因を明かしている。

 酒井は日本代表でもシリア戦で高いパフォーマンスを発揮するなど、好調ぶりを代表でも見せている。

【了】

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