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酒井宏樹所属のマルセイユ、前ローマ監督を招聘。クラブ売却完了し名門復活へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ガルシア
リュディ・ガルシア監督がマルセイユへ【写真:Getty Images】

 日本代表DF酒井宏樹が所属するフランス1部のマルセイユは20日、リュディ・ガルシア監督の就任と3年契約締結を発表した。

 昨季途中から暫定的にチームを率いていたフランク・パシ監督が今季も留任していたが、リーグ戦9試合を終えて3勝3分3敗で12位に低迷していた。ガルシア新監督は21日からチームを指導する。

 2011年にリールをフランス1部優勝ヘ導き、ローマではユベントスが絶対王者として君臨する中でチームを2度にわたって2位に導いた。個人では2011年、2013年、2014年の3度フランス最優秀監督賞に輝いている。

 また、財政難に陥って低迷が続いていたマルセイユは17日にクラブの売却が完了したことを発表している。かつてロサンゼルス・ドジャースを保有していたことでも知られるアメリカ人実業家のフランク・マコート氏が新オーナーとなり、会長にはフランス人実業家のジャック=アンリ・エイロー氏が就任する。

 マコート氏は今回の買収にあたってマルセイユに4500万ユーロ(約51億円)を投資し、将来的には34年間の長期にわたって総額2億ユーロ(約225億円)もの資金を提供する予定だという。この大金で財政難を克服したマルセイユは、ガルシア新監督とともに名門復活を目指す。

【了】

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