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レアル、Cロナのハットトリックで3連勝。首位をキープも失点癖は相変わらず

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー
ハットトリックを達成したC・ロナウド(左)【写真:Getty Images】

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【アラベス 1-4 レアル・マドリー リーガエスパニョーラ第10節】

 現地時間29日にリーガエスパニョーラ第10節が行われ、現在首位に立つレアル・マドリーはアウェイでアラベスと対戦。試合はクリスティアーノ・ロナウドが決めたゴールなどによりマドリーが4-1で勝利を収めている。

 前節は後半出場のモラタが終盤に決めた決勝弾により、僅差でアスレティック・ビルバオを倒したマドリー。今節も勝利すれば首位をキープできるという状況の中、ジネディーヌ・ジダン監督はカルバハルのみダニーロに代えた前節とほぼ同様のフォーメーションでこの試合に挑んだ。

 すると開始早々試合が動く。開始7分、左の低いクロスをファーサイドで受けたデイベウソンが冷静にゴールに流し込み、マドリーは立ち上がりから追い掛ける形となる。

 しかし16分、マドリーはゴール正面やや右でフリーキックを獲得。それをベイルが蹴ると、エリア内で相手がハンドしPKへ。これをC・ロナウドがしっかりと決めて直ぐに試合を振り出しに戻した。

 マドリーは24分に負傷したペペがナチョとの交代を余儀なくされたが、迎えた33分には、左のパス交換からドリブルで持ち込んだC・ロナウドがエリア手前から見事なミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、逆転に成功。1点リードして前半を折り返した。

 後半開始直後にはアラベスに決定機が訪れるも、守護神ナバスが見事なセーブでゴールを割らせない。

 そして迎えた77分にはC・ロナウドがエリア内で倒され、マドリーはこの試合2度目のPKを獲得。しかし、ここはアラベスのGKパチェコに止められてしまい、ハットトリック達成とはならなかった。

 一方3点目は84分に決まる。マルセロからのロングボールに抜け出した途中出場のモラタがループシュートを放り込み、リードを2点に広げる。そして、88分にはカウンターから最後にC・ロナウドが決め、ここで遂にハットトリックを達成した。

 結局、そのままマドリーが4-1で勝利。リーグ戦3連勝を収めて首位の座をキープしたものの、公式戦9試合連続で失点を喫していることから守備の改善が今後の課題となりそうだ。

【得点者】
7分 1-0 デイベウソン(アラベス)
17分 1-1 C・ロナウド(レアル・マドリー)
33分 1-2 C・ロナウド(レアル・マドリー)
84分 1-3 A・モラタ(レアル・マドリー)
88分 1-4 C・ロナウド(レアル・マドリー)

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【了】

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