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【オマーン戦直前】ハリルJに提言したいスタメン案。日本代表のイレブンをFチャン編集部が厳選

text by 編集部 photo by Editorial Staff

ハリルJ
ハリルジャパンに提言したいスタメン案

 日本代表は11日、親善試合でオマーン代表と対戦する。15日に行われるロシアW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦に向けた重要なテストマッチとなるが、この試合に向けて提言したい先発メンバーをフットボールチャンネル編集部が厳選した。

 GKには、これまで正守護神を務めてきた西川周作ではなく、東口順昭に出場機会を与えたい。東口はこれまでの代表戦でコンスタントに招集されてるものの、出場数は2試合にとどまっている。

 10月にGK限定の合宿を行ったように、ハリルホジッチ監督が重要視しているポジションでもある。ここ最近の試合で起用し続けている西川の力はすでにわかっていると思われるため、テストマッチでは東口にもチャンスを与えるべきではないか。

 丸山祐市はオーストラリア戦でA代表デビューを飾ったが、クローザーとしてサイドハーフで投入されたものだった。オマーン戦では本来のセンターバックで起用したい。左利きのセンターバックは希少で、右利きの選手と異なるアングルでボールを持つことができる。丸山は精度の高いフィードを持ち合わせている点も期待だ。

 初招集となった井手口陽介のA代表デビューにも期待がかかる。ハリルホジッチ監督も20歳MFの得点力を評価していると語ったように、Jリーグの終盤3試合で3得点を記録している。

 日本代表では若手選手になかなか出場機会が巡ってこず、井手口が20歳でデビューすることには、今後に向けて大きな意義を持つかもしれない。

 ケルンで好調を維持する大迫勇也は、以前から待望論があった選手である。キープ力の高さは抜きんでており、味方の選手を生かす能力に長けている。最終予選のホーム戦で単調になりがちだった攻撃にアクセントを与える存在となり得る。オマーン戦は大迫の古巣である鹿島アントラーズがホームとするカシマスタジアムで開催される。かつての本拠地が代表復帰戦となれば大迫にとっても後押しとなるだろう。

 これまでのハリルジャパンでは岡崎慎司が1トップで起用されてきたが、大迫を1トップに据えることで右サイドでの起用も効果的になるかもしれない。ザッケローニ監督時代は右サイドからエリア内に走り込んで得点を量産しており、今後の戦いを考慮すれば親善試合で再び試す価値はある。

 オマーン戦は親善試合のため、10月の代表戦で出番のなかった齋藤学や4年9ヶ月ぶりの招集となった久保裕也などの出場にも期待がかかる。4-2-3-1だけではなく、新布陣をテストしてもいいだろう。

【了】

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