『ちばぎんカップ』で天皇杯王者・柏を下したジェフ千葉。今季昇格の可能性を占う

17日、日立柏サッカー場で行われた第19回ちばぎんカップは、0-3でジェフ千葉が柏レイソルに勝利した。J1復帰を目指すジェフが順調な仕上がりを見せた一方で、天皇杯を制し、ACLに出場するレイソルは不安を残す結果となった。

2013年02月18日(Mon)7時57分配信

text by 植田路生 photo Kenzaburo Matsuoka
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新加入選手が活躍し、ジェフがちばぎんカップを制す

 日立柏サッカー場からの帰り道、ジェフサポーターの声は弾んでいた。新加入のジャイール、ナム・スンウ、キム・ヒョヌンを賞賛する声が次々と聞こえる。それもそうだろう、プレシーズンマッチとはいえ、元日の天皇杯を制し、ACL組でもあるレイソルに快勝。昨年プレーオフで敗れた嫌な思い出を払拭する試合だったはずだ。

 誰が言ったか知らないが、世界三大カップ戦“ちばぎんカップ”。第19回目となる今年は日立柏サッカー場で行われ、0-3でジェフ千葉が柏レイソルを下した。前半19分に米倉恒貴が頭で合わせて先制すると、後半15分にも再び米倉が追加点。最後は新加入のナムがヘディングでゴール、レイソルを突き放した。

「世界三大」は冗談にしても、この試合は単なるプレシーズンマッチではない。リーグ開幕まで約半月ということもあり、新シーズンに向けてキャンプの仕上がり、新加入選手との連携、新監督の戦術の浸透度を図る上で重要な意味を持つ。

 試合後、ジェフの鈴木淳新監督は「前半はコンディションが今ひとつな中、ブロックのつくり方など守備面ではよくできていた。攻撃がカウンター一本調子になってしまったので、ああいう展開でももう少しポゼッションできるようにしたい。後半は相手が4バックに変更し、守り方が慣れていたこともあり、人に当てての守備ができていた。押し込まれる時間帯もあったが、中央でよく跳ね返せていた」とコメント。手応えを掴んだ印象だ。

 新加入の選手についても、キムには「CBが本職で慣れない右SBで起用したがよくやっていた。課題はボールの置きどころなど攻撃面」、ナムには「成長段階で日本サッカーに慣れるには時間がかかるかもしれないが、いいものを持っているしゴールにも絡んだ」、ジャイールには「思った以上に献身的にやってくれた。ドリブルとクロスは脅威になっていた。左サイド、トップ、どちらでも適応できる」と一定の評価を与えている(いずれも公式会見でのコメント)。補強もまずは成功と言っていいだろう。

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