ムアントンユナイテッドに快勝した浦和レッズ。見えてきたチームの収穫と課題

12日、アジアチャンピオンズリーグ1次リーグF組・第2節、浦和レッズ対ムアントン・ユナイテッドの試合が埼玉スタジアムで行われ、浦和が4-1で快勝した。試合を通して見えてきた浦和の収穫と課題とは?

2013年03月13日(水)3時05分配信

text by 川岸和久 photo Kenzaburo Matsuoka
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浦和対策を講じてきたムアントン・ユナイテッド

 埼玉スタジアムにACLの舞台で戦う浦和レッズが帰ってきた。

 前回ACLの試合が行われたのは、2008年10月22日にガンバ大阪をホームに迎えた準決勝の第2戦となる。(試合は1対3で敗戦)あれから4年半の時が流れたが、この時間が長かったのか、短かったのかは20歳を迎えた浦和の歴史が50年、100年と時を重ねていく中で判断されることだろう。

 浦和が相手にしたのは、ここ4年でプレミアリーグを3度制したタイの強豪、ムアントン・ユナイテッド(タイ)。2012年のタイ・プレミアリーグ得点王であるテラシルを中心にした、攻撃に特徴のあるチームである。しかしこの日は、守備時には最終ラインに5人の選手を並べる5-4-1ともいうべきフォーメーションで、明らかに浦和の攻撃を意識した守備網を構築してきた。

 Jリーグを戦う中でも、浦和が攻撃時に見せる5トップともいうべき形に対応するため同様の陣形を敷いてくるチームはあるが、ムアントン・ユナイテッドのヨカノビッチ監督も同様の選択をしてきたことは、浦和のスカウティングが行われている証拠だろう。初戦の広州恒大(中国)に続き、しっかりと浦和への対応が行われており、情報戦の側面も重要になってきているのは間違いない。

 相手の守備的なゲーム狙いは、試合開始当初は確かにハマっていた。「中から突破しようとしても相手が引いていてなかなか入れなかったというシーンが多かった」とは、試合後のマルシオ・リシャルデスのコメントだが、しっかり引いて浦和にスペースを与えない守備は、浦和側からすれば得点できずにズルズルいくとマズいかもしれないと思わせるものだった。

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