中国戦を猛省する栗原勇蔵。次戦への決意と、そこに見える自身と代表の共通の課題

東アジア杯の中国戦。若手中心の日本代表において、キャップ数からもチームを牽引することを期待された栗原勇蔵。しかし、自身のミスもあり、3失点を喫した。本人は猛省し、次戦への意気込みを語るが、そこには栗原と代表、共通の課題が見えてくる。

2013年07月24日(Wed)13時11分配信

text by 元川悦子 photo Asuka Kudo / Football Channel
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大きな期待が寄せられていた栗原

中国戦を猛省する栗原勇蔵。次戦への決意と、そこに見える自身と代表の共通の課題
栗原にはより大きな期待が寄せられた【写真:工藤明日香(フットボールチャンネル)】

 2010年10月のザックジャパン発足以来、最終ラインを牽引してきた今野泰幸と吉田麻也の両センターバックが不在となった今回の東アジアカップ。寄せ集め集団ともいえる日本代表守備陣をリードする存在と位置付けられたのが、コンスタントに代表招集されてきた栗原勇蔵だった。

 今回の代表メンバー23人のうち、最多キャップ数を誇るのが75試合(中国戦前)のキャプテン・駒野友一で、栗原は2番目の17試合(同)。森重真人や鈴木大輔、千葉和彦ら他のセンターバック要員はみな国際Aマッチ未経験ということで、栗原にはより大きな期待が寄せられた。

「自分もまだまだアピールしなくちゃいけない立場だけど、みんなよりはキャップ数もあるから、伝えることは伝えるつもり。コンフェデと同じ短期決戦で、1失点がすごく大きいから、失点しないようにしないと。

 ただ、守備は1人で守るもんじゃないんで、新しい選手とうまく話し合ってやっていかないといけない」と大会に入る直前、本人はこんな意気込みを意欲を口にした。

「栗原選手の新たな一面が見られる大会になるのでは?」との問いには「そうなればいいけど。悪い面が出ないようにしないとね…」と苦笑いしたが、彼なりに燃えているのは確かだった。

 ところが、21日の中国戦の開始早々、相手左MFユ・ターバオ(22番)をペナルティエリアで引っ張ってしまい、いきなりPKを献上。栗原は最悪のスタートを余儀なくされる。

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