中国戦を猛省する栗原勇蔵。次戦への決意と、そこに見える自身と代表の共通の課題

2013年07月24日(Wed)13時11分配信

text by 元川悦子 photo Asuka Kudo / Football Channel
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失点は「俺個人の問題」

 その後、気持ちを立て直して前半34分の自らの同点弾につなげたが、後半に入って2点をリードしながらそれを守り切れなかったうえ、スン・ケー(14番)に背後への飛び出しを許して3失点目に絡むという致命的なミスを犯した。試合後の本人はとにかく反省のコメントに終始した。

「失点に関しては、チームと言うより、俺個人の問題でやられているし、そこは完全に反省しなくちゃいけない。勝てた試合を引き分けになってしまったんで、次に切り替えてまたやるしかないですね。

 1失点目の時は俺が抑えりゃ全然問題なかった。相手がフェイントをかけてきた時、開始早々で足が全く動かなくて、それでやられた。ホントに俺個人のせいだし、ああいうので簡単にやられちゃうとどうしようもないわけだから反省しなくちゃいけない。

 3失点目も自分がつききれていれば何でもなかったけど、いいボールが来た。高いボールじゃなかったし、自分のポジショニングが悪かった。クロスからの失点は日本の課題だし、自分の課題でもあると思います」

 それだけミスを繰り返してしまったのも、チームをリードしなければいけないという責任の重さがプレッシャーになったからだろう。栗原は横浜では中澤佑二や中村俊輔という先輩の後についていくタイプ。

 代表でも中心選手として統率力を発揮する機会がほぼなかった。今回キャプテンを務めている駒野にしてもそうだ。そういう彼らに一皮むけてほしいとザック監督もあえて最終ラインの大黒柱に指名したのだろうが、重要な初戦で空回りしたのは痛かった。

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