「個人のことより自分たちのサッカーをどれだけ長い時間やれるか」

「自分がクラブでしっかりした目的を持ってやっていることの延長線上に日本代表があると思っています。今のチームではひし形の1ボランチとかチームではいろんな形のボランチをしているし、非常に手ごたえを感じています。

　今はボランチとして何か1つに重点を置くってことはせず、つなぎや飛び出し、守備の部分ではしっかり1対1で負けないとかフィルター役の部分をやらなければいけないとか、総合的にレベルを上げていきたいですね。

　ただ、ニュルンベルクと代表ではやり方の違いがある。実際、ひし形の時はあまりボールをもらいに行くなと言われているし。だからこそ、しっかりと頭を切り替えることが大事ですね。

　アウェーでこういう素晴らしい相手とやれるってことで、やっぱり個人のことより自分たちのサッカーをどれだけ長い時間やれるかが重要になってくる。結果が出れば大きな自信になると思うので、それを求めていければいいと思いますけどね」と長谷部はザックジャパンの戦術を理解し、実践することに全身全霊を注ぐ構えだ。