徹底出来ていないスタイル。ザック、代表選手たちが語る「自分たちのサッカー」とは何か?

日本代表はアウェイの地でセルビアに惨敗した。なぜ自分たちのサッカーが出来ないのか。そもそもザックジャパンでの自分たちのサッカーとは何か?

2013年10月13日(日)12時29分配信

text by 北健一郎 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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南アのようなスタイルは「退化」である

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セルビア戦も方向性は間違っていなかった【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 ザックジャパンの「方向性」は間違っていない。これがセルビア戦を見た率直な印象だ。

 西部謙司氏も書いていたが、日本代表の試合内容は決して悪くなかったと思う。確かにゴールは決められなかったが、サッカーは相手のあるスポーツである。守備ブロックを固めてきたセルビアのスタイルを考えれば、悲観的になるほどのものでもない。

 今回の結果を受けて、「もっと守備的に戦うべき」という声も出ているが、個人的には疑問だ。もしかしたら、2010年のようにカウンターとセットプレー一発に懸けたほうが結果を出すには確実性は高いのかもしれない。ただ、それをやったところで何が残るのだろうか。

 相手に主導権を明け渡し、ずっとボールを回されて、がむしゃらに走り回る。それが本当に日本サッカーとして目指すべき形なのだろうか。僕には目先の結果のために、わざわざ「退化」を選ぼうとする理由がわからない。

 もっと問われるべきは、今のスタイルの中で何ができていて、何ができていないかだろう。ザッケローニ監督は「我々のサッカーとは高い位置からボールを奪いに行き、ボールをつないでいく攻撃的なスタイル」と常々語っている。

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