“96ジャパン”だけじゃない!将来のスーパースターがひしめくU-17W杯

U-17W杯で日本代表が躍動している。“96ジャパン”の活躍に期待は高まるが、大会の注目ポイントは他にもある。他国には多数の逸材がおり、中には近い将来世界的なスーパースターになりうるタレントもいる。

2013年10月28日(Mon)15時59分配信

text by 河治良幸
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将来のA代表ボランチを担うブラジルの逸材

 UAEで行われているU-17W杯もいよいよ決勝トーナメントに突入する。吉武博文監督が率いる“96ジャパン”のさらなる躍進にも期待は高まるが、もう1つ注目されるのは各国のスーパースター候補たちだろう。今回は主に攻撃のタレントをピックアップしたい。

 大会前の時点で、最も知られる選手はクロアチアのA代表にも選ばれている天才MFハリロビッチだったことは間違いない。しかし、クロアチアは暑さの影響もあってか持ち前の攻撃力を発揮できず、キャプテンマークを巻いて奮闘したハリロビッチも時折、さすがと思わせるプレーを見せたものの、チームを勝利に導くことなく大会を去ることとなった。

 一方で前評判に恥じない輝きを放っているのがブラジル代表のモスキートとナタンだ。アトレチコ・パラナエンセのU-20でも共にプレーする縦のコンビは、相手を圧倒するブラジルの攻撃の中でも危険な動きを見せ、時に個人技、また時にコンビネーションでファイナルサードを支配している。ここまでモスキートが3得点、ナタンは4得点を奪っているが、チームがあげた15得点の大半に関わっている。

 彼ら2人の他にも今回のブラジルには将来を嘱望されるタレントがひしめく。特に日本代表の原博実委員長も絶賛するボランチのダニーロは、例えるならA代表のパウリーニョとグスタボの持ち味を足した様な選手だ。

 長身を駆って鋭いタックルでボールを奪えば、どんどん前のスペースにボールを持ちだして攻撃に参加する。スケール感はすでにU-17のそれではなく、順調なら遠からずU-20、そしてA代表にステップアップしていくはずだ。

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